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不眠時のツボ押しのススメ(1)

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疲れているのになかなか眠れない、寝ても何度も夜中に目が覚めてしまう、熟睡できないなど、眠れない時は、本当に辛いですよね。
人は眠っている間に体の修復や頭の整理をしていますので、眠れないと痛みが長引いたり、前向きに進めなくなったりしてしまいます。

眠れない時のセルフケアとして、ツボを押してみるのも効果的です。
今回は、眠れない原因が主に心にある方向けに、症状に合わせた4つのツボをご紹介します。
お困りの方は、是非試してみてください。

1.眠らないといけないと思う気持ちとは反対に全然眠れない時
不眠といえば “失眠穴(しつみんけつ)”という足の裏のツボを押すのがおススメ。その名の通り眠りを失ったときに効果があり、血行を良くして眠りを誘発するツボの1つです。
場所は、足の裏のかかとの肉づきが丸く膨らんでいる中心のところにあります。右手または左手の親指で押しますが、同時に足のつま先を上げてかかとを親指に押し付けるようにしてみると効果的に押すことができますよ。

2.目がさえて眠れない時
目がさえているときは交感神経が優位になっていると考えられるので、緊張をほぐして副交感神経を優位にすることが大切。そんな時は “三陰交(さんいんこう)”といわれる足ツボがおススメ。血液循環も良くなるのでリラックス効果が高まります。
場所は、内くるぶしの中心から指を4本分膝の方に上がったところの骨の裏側のところです。右足であれば、内くるぶしの骨の上に左手の小指を置き、小指から人差し指まで指を揃えて足に左手を当てます。次に右手の親指で足をつかむようにして、左手の人差し指のすぐ上のすねの骨の後ろを押します。骨の内側に指を入れ込む感じで左右同じように数回ずつ。

3.イライラして眠れない時
イライラしているときは、まずは落ち着きを取り戻すことが必要です。そんな時は“労宮(ろうきゅう)”という手のひらのツボを押すのがおススメ。
左右どちらかの中指の骨の上に、もう片方の親指を這わせて、下にたどっていくと、手のひらの中央上付近でくぼみにあたります。そのくぼみの少し薬指側のところが“労宮”です。
手首の方から中指の方に向かって、這わせてきた親指で、骨を押し上げるようにしっかりと押してみてください。左右同じように数回ずつ。

4.些細なことが気になり眠れない時
些細なことが気になるときは、「うつ」状態になっているかも。頭の血流を良くして、脳の疲れをとる“完骨(かんこつ)”というツボを押すのがおススメ。
耳の後ろの出っ張た骨の先端を指で斜め下方向にたどったくぼみのところです。
できれば左右同時に親指をツボにあてて一定のリズムで骨のきわを押し上げるように押してみて。一定のリズムを感じているとセトロニンは放出されやすいと言われていますので、押し方の工夫でも「うつ」症状の改善に期待ができます。

いかがでしたでしょうか?
いずれもリラックス効果があるツボです。
痛気持ちいい程度を目安にグーっと数回押してみてください。

でも、ツボを押してもなかなか良くならないという時は、当院にお気軽にお問い合わせを
整体の技術と心理カウンセリング技術との両方からのアプローチが可能です。
心と体の両面から自律神経を整えて、眠れる体質へ変えてみませんか?

2019.6.9