鬱病や、心を痛めるのは本当に辛く悲しい状態です。

当人は周りの理解にも苦しみ自分自身の感情に苦しみを感じます。

他人の感情に振り回され、自分自身の感情にも振り回される。

何がしたいのか、どうすれば良いのかも考えられない。

これでは駄目だとわかっていても心が追いつかない。

何かをしようとしても身体が動いてくれない。

本当に迷路に迷い、途方にくれ、その場から動くことが出来ない感覚に陥ります。

当人は本当に辛い状態です。

しかし、寄り添おうと一生懸命になる周囲の方も同じくらいに心を痛められていると思います。

一生懸命に理解しようと努力されています。

書籍を読み理解を深めようと。

インターネットで良く似たような事例を探し実践。

頑張って話しかけ続ける。

自分の出来ることを一生懸命にされておられると思います。

ただ、共通して言える事は当人も寄り添われる人も、あまり人に相談しない傾向があると感じます。

自分でなんとかしようと、自分がなんとかしようと一生懸命に。

この努力が良い方向に向かえば、本当に良い事だと思います。

しかし、症状や出来事の大きさにもよりますが、長い時間がかかる事も多くあります。

心とは繊細で複雑な知恵の輪のように感じます。

体は自分が食べてきた食材で作り上げられます。

体に良いものを取り入れればそれに見合った身体になります。

体に悪いものを取り入れればそれに見合った身体に。


思考は自分が経験した事柄で作り上げられます。

思考も身体と同じだと言えます。

しかし、思考は経験すること、体感することで作り上げられていきます。

なので、人の思考にはその人の生きてきた経験が思考の癖になって現れています。

何が言いたいかというと、今の自分の思考の癖で色々なことを学んだとしても、その内容の受け入れ方が大きく変わる事があるという事。

自由に育てられてきた環境の人と、

こうしなさいと指示されて育った環境の人では考え方が大きく変わることがあります。

同じ物でも見方が変われば、全く違うものとして認識することもあります。


例えば、こんな事はありませんか？

寄り添っている努力をしても何故か喧嘩になってしまう。

理解しようと話していても話が噛み合わない。

話していても、何が言いたいかのかがわからない。


親子だとしても価値観は違います。

親しい人ほどその人を解ったつもりで接してしまう。

そこに落とし穴があると考えます。

見方や考え方は自分自身では気付きにくい物です。

何故なら長く連れ添っている自分の思考の癖だからです。

第3者に言われて初めて気付く事が多くあります。

何度も言いますが価値観は人それぞれです。

良い悪いで判断するのは困難です。

その判断で人を見てしまうと偏見という色眼鏡で見る事になります。

その人自体を否定する事にもなりかねません。

当人も、寄り添う人も誰も悪くないんです。

自分の思考の癖を知ることで関係性が大きく変わることも実際によくあります。

しかし、その癖に気付かせてくれる関係性は厳しいかもしれません。

社会全体が忙しく流れています。

心に余裕を持って生活するのが難しいのが現実かもしれません。

自分の事だけでいっぱいの時もあると思います。

その時間の中で、いろんな事を考えても良い思考にはつながらないと思います。

先程も言いましたが、人の思考は自分の毎日の経験と考えで作り上げられていきます。

じゃあどうすれば良いか‥


そういう時はいろんな機関に頼ることも解決の手段だと思います。

自分ではどうする事もできないとき、どうすればいいのかと頭を抱えた時、

カウンセラー等に相談して欲しいと心から思います。

欧米などでは心が疲れたら、カウンセリングを普通に受けに行かれます。

身体が疲れたらマッサージを受けるような感覚で。

日本では敷居が高いと感じられる方がまだまだ多くおられると思います。

ただ、辛い時間が長く続けばそれだけ良い思考から離れていきます。

嫌な思考が強化されていきます。

敷居が高いと感じるのはあくまでも自分の価値観にすぎません。

歯が痛くなれば歯医者さんに行くように、心が痛ければ普通にカウンセリングに行く感覚。


『美容整体＆心理カウンセリング星の木』ではどんな話でも話せる場所です。

前に進めない当人の為のカウンセリング。

当人に寄り添われる方の為のカウンセリングを行なっております。

『星の木』が目指すのは気負わず気軽に話せる場所。

そして笑顔を取り戻せる場所を目指しています。

是非、気軽にお越しください。

きっと明日が変わり始めます。


『美容整体＆心理カウンセリング　星の木』