今回のテーマは探し物を見つけるです

例えば家の中で財布から1円玉を落としてしまったとします。

すぐ目の前にあれば拾って財布に戻されると思います。

しかし、落として転がりながら狭い隙間に入ってしまったらどうされますか？

指は入らないし、かなり奥まで転がっている状態

ホコリや虫の死骸があるかもしれないし

ライトを照らしても見えない状態

1円玉を取るには両端のぎっしり詰まっている大きなタンスや家具を退けないといけない。

または、壁を剥がさないといけないかもしれない

あなたはどうされますか？

1円だから諦める？

それとも凄い労力と時間を費やし見つけて財布に戻す？

人が大切にするものにはその人の価値観が大きく左右されます。

自分にとって価値を感じなくても、ある人にはかけがえのない大切なものかもしれません。

そのかけがえのない物を軽く見られたり、馬鹿にされるとすごく傷付きます。

①ある人はものすごく怒るかもしれません。

②ある人は泣き崩れるかもしれません

③ある人は無気力になるかもしれません

④ある人は態度がよそよそしくなるかもしれません

⑤ある人はその場では何も無かったように振る舞うかもしれません

ただ、一つ言えることは間違いなく心を傷つけてしまいます。

ここで大切にしたい事は何でしょうか？

例えば、相手が直ぐに態度で示してくれるのなら気付く事ができるかもしれません。

しかし、③④⑤の場合はどうでしょうか？

自分が傷つけた感覚があるのか、それとも無いのか。

それに合わせて時間が経つとどうでしょうか？

人は傷つける側より、傷つけられた側の方が記憶に強く残ります。

そのショックは大きければ、大きいほどトラウマ化してしまいます。

自分ではその記憶が消えても相手側は上乗せされた状態で残ることも多くあります。

今回のテーマは探し物を見つけるでしたね。

絶対に大切なものはどんなに労力と時間を費やしても探すと思います。

ましてや、そこに必ず探し物がある事がわかっていればなおさらだと思います。

ただ、落とし物を自分が認識していなければ、落とした事に気づけませんよね。

悲しい事に、傷つける側の多くはその事に気づけていないのが現状です。

物であれば、目で見る事ができます。

物であれば、触れる事ができます。

しかし、

言葉はそうではありません。

言葉を大切にしない人は、言った言葉を探し出せません。

何故なら、その人にとっての言葉は何気ない一言だからです。

みなさんは大丈夫でしょうか？

言葉は双刃の剣です。


星の木は言葉を常に大切にしています。

どんな言葉も落としてはいけません。

思考のトレーニングでは無意識の状態から、意識できる自分に変われます。

意識する事で、受け入れ、受け止め、時には受け流す。

それは全て、意識する事から始まります。

いつも、言葉でつまずいたり、嫌な思いをしてしまう方は是非、ご相談ください。